アラフォー主婦、ときどき受験生

司法書士事務所ではたらく兼業主婦です。行政書士、宅建士、FP2級&3級に合格。試験勉強や仕事、主婦としての日常を気まぐれでつづります。大学中退、公務員試験失敗、転職多め。2017年7月に第一子、2020年1月に第二子を出産しました。妊活、妊娠出産、育児についても書いていきます。

不親切すぎる大田区の戸籍請求(郵送)怒りの長文

先日、相続登記のため大田区に職務上請求書を使って戸籍を請求しました。

 

「(亡くなった人の)出生から全ての戸籍」

という範囲を書いて請求したものの、届いたのは本人が戸主の戸籍1通のみ

 

つまり、請求したにもかかわらず、被相続人の出生時のものなど、前半部分がありません。

 

相続登記なので必須なのに。

 

本籍地が同一の戸籍なのに。

 

 

単なるミスだと思い大田区戸籍郵送担当にTELで問い合わせたところ、そこで得た回答が残念…というか不親切すぎて愕然としました。。

 

 

 

担当者

「私どもは本籍地と戸主で検索をかけて戸籍を発行するので、戸主が異なる場合はそれについて再度請求書を書いていただかないと発行できません。」

 

「他の自治体では相続登記の場合、戸主が違ってもまとめて出していただいてますが…」

 

担当者

「他の自治体のことはわかりませんが、大田区はこのような対応です。

 

「戸主が誰かは戸籍をとってみないとわからないことがほとんどです。戸主(筆頭者)欄に○○他、のように書いても発行していただけないのですか?」

 

担当者

「戸主を指定いただかないと発行できません。」

 

「それでは、戸主が異なるたびに、返信用封筒をつけて郵送して、何日か待って、また請求書を郵送して、を繰り返すということですか?」

 

担当者

「そのようになります。

あ、これは相続登記ですかね…この場合本来であれば、発行する前にこちらから電話をして、新たな職務上請求書を書いてくださいとお伝えするはずです。…が、それは今回していないようですね…

※この電話があったとしても、請求書を再度書くことに変わりありません。

 

「お電話は頂いてないですね」

 

担当者

「でもそれは、絶対連絡をしなくてはいけないということではありません(=いつもは役所の善意で電話してあげてるということ)。」

 

「…わかりました。請求書は送りますが、今回追加の返信用封筒代はこちらが負担するということでしょうか?(やや)」

 

担当者

「そうなります。」

 

なんという塩対応。

(実際口に出そうになりました!)

 

手間かけてすみませんの一言もない。

書かれた戸籍しか出さないのが当たり前という態度。

 

これはあまりに内容も態度も不親切なので、もう少し食い下がろうと思い、話を続けた私。

 

「この対応だと余計なお金と時間がかかり、とても非効率的ですよね。それに、相続登記で被相続人のすべての戸籍が必要なのは明らかなのに、おかしいですよね。このような対応は改善していただきたい。」

 

担当者

「ご意見上に伝えます」←すごい形式的な言い方で

 

「多分それ伝わらないですよね」←精一杯の嫌味(笑)

 

 

以上、実際のやり取りです。

 

 

その後、別の事務所に務める知人にこの話をしたところ、以前大田区で同じ対応をされたとのこと。ただその知人はツワモノで、「郵送担当は派遣の方ですよね?あなたじゃ話にならないから上の人出して。戸籍課のトップを出して!」と言ったそうです。

 

そして戸籍課の課長に直接、

 

「一つの自治体で倍以上の時間がかかることで、その間に成年被後見人が亡くなったらお宅責任取れるんですか?!」

と食ってかかったところ、なんとすべての戸籍を出してもらえたとのこと。

 

それを聞いた私は再度電話をし、郵送担当ではなく戸籍課の責任者を出してくださいと伝えたところ、なぜかまた郵送担当にまわされ、

「先程電話対応した✕✕が戸籍郵送に関しては責任者で、郵送の戸籍発行についてはすべて戸籍課から一任されています…」

 

との回答でした…。

 

派遣の人でもなく、役所の正職員で戸籍郵送の責任者だったようです。

 

こりゃだめだ、と今回は諦めましたが、どうにもこうにも納得は行きません。

 

その二回目の電話に出た女性は感じが良かったので、

「あなたに言っても仕方ないんですが、同じようなクレームってありませんか?」

と聞いたところ

 

「正直、クレーム頂いてます…」

 

と申し訳なさげに仰ってました。

 

 

正直、クレームというのは、言う方も聞く方もいい気分はしません。

 

でも今回のことで思ったのは、

 

「おかしいことはきちんと主張しよう」

 

ということ。

 

それで改善される可能性があるかもしれないからです。

 

言わなければ何も伝わらないし、変わりません。

 

また大田区の案件あったらどうしよう…嫌だなぁ。(-_-)

 

 

自治体名を書くか悩みましたが、本当に改善してほしいので明記しました。

 

 

 

【余談(なのに長い)】

相続手続には、

亡くなった方の出生~死亡までの戸籍は原則必須

です。

 ※遺言書がある場合など例外あり。

 

今回の担当者もそのことを承知でした。

 

それなのに、戸主(筆頭者)が変わる都度請求が必要とは!

(一人の出生から死亡までの戸籍をとるのに、戸主が4人くらい変わることもあります。)

 

通常、戸籍を集める時には

 

①相続人の方から聞いた現在の本籍地で戸籍を取ってみる

 

②転籍などしていれば、ひとつ前の本籍地で戸籍をとってみる 

 

③ ②の繰り返し

 

となります。

 

ただし、一つの自治体に戸籍が何通もあった場合、「出生から●●(婚姻、死亡など)まで発行」と指定すれば該当分すべてを出してくれるのが通常の対応です。

(さらに、本籍地が少し違っても出してくれるところがほとんど。)

 

もっというと、「全て」とだけ記載しても該当のものすべてを出してくれます。

 

なぜなら、請求書に「相続登記に使う」ことを明記しているので、役所の戸籍担当の方ならすべての戸籍が必要なのは一目瞭然だからです。

 

ちなみに大田区と他の自治体でどれくらい差が出るのかというと、以下のとおり。

 

例えば戸主が3人にわたる場合。

 

〈ほとんどの自治体〉

往復切手代92+140(重い場合)=232円

約1週間で発行

 

大田区

往復切手代92×6=552円

約3週間+αで発行

 

場合によっては為替手数料も余計にかかります。

 

お金はこの際、大した金額ではないのでいいとします。(それでも当事者だとちょっと損した気分になります。)

 

問題は時間です。

 

大田区だけで完結するならいいですが、大田区のあとに他の自治体に請求しなければいけないケースもたくさんあります。

 

そうこうしているうち、相続人が数十人いるケースだと、戸籍を集めるだけで数カ月かかることも。

 

相続人の中には高齢者がいるケースも多く、実際に時間がかかる中で相続人が亡くなり、そこからさらに相続人が増えることも珍しくありません。

 

他の自治体で大田区のような対応をされたことはありません。

 

切に、改善を願いますm(_ _)m